シン・ギコウヤとは2022年3月に開業予定の歯科技工所です。この社名の「シン」には、新、真、進、深、伸、信、診、心などの多数の意味が込められています。
実の所、僕は十数年前まで「技工屋」という歯科技工所を経営していたのですが、当時は独身、しかも1人で技工所を経営する事に色々な意味で限界のようなモノを感じておりました。
そんな折に中規模の歯科技工所を経営する知人からの誘いがあり、悩んだ末にその会社と合併する形で自分の技工所である「技工屋」を閉じ、組織の一員に戻る事にしました。
それ以来、その会社のインプラントやメタルボンド、ジルコニアなどの自費技工の担当者として十数年間勤めてまいりました。
そして2021年、業界内の変化や社会情勢の変化、さらに家族を持った事による僕自身の内面変化もあって、人生で2度目となる歯科技工所を開設する事を決意。
仕事のみならず、これからの自分の人生で「やりたいこと」と「やるべきこと」を「最大効率」で実行したいと考えた場合、組織に属するよりも個人の方がアドバンテージが高いという考えに思い至ったのです。
この業界自体も色々な意味で厳しい業界ですし、歯科技工所を1人で経営していく事の大変さは重々承知しているつもりです。僕の行動がどう帰結していくのか今は想像すらできませんが、それでも僕は歯科技工士という医療人である自分に自信と誇りを持って、再び歯科技工所を開設、経営して行きたいと考えています。
そんな紆余曲折な技工人生を歩む歯科技工士の僕が経営する技工所、シン・ギコウヤと本ブログ、皆様どうぞ宜しくお願いします。